HVAC&R中部2022に行きました!
5月17、18日に名古屋国際会議場で行われた「HVAC&R中部2022」へユニオンテック社員5名が参加してまいりました。
HVAC&R中部とは毎年開催されているソリューション提案会を継承し、withコロナ時代に求められる空質対策や快適性・省エネのさらなる改善に向けたAirQualitySolutionと「ミライへつなぐ」をテーマに、2050年カーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現に向けたヒートポンプ技術を活用したCO2削減の提案等を発表される催しです。
まず会場に入ると東芝製の新商品が展示されおり、業務用エアコンではオフィスの空気清浄対策に酵素フィルター、医療・食品施設に最適なクリーンエリアエアコンにはHEPAフィルター、壁掛形のウィルス抑制・除菌脱臭用UV-LED光触媒装置など、時節柄「清潔、クリーン」を前面に押し出していました。
次に2つの特別講演を聞いてきました。ひとつ目は「洗浄による除菌対策・省エネ効果」。エアコンを洗浄することで機器の能力が回復するだけではなく、機器の持ちもよくなります。また洗浄したことにより熱交換率が上がり、電気代を節約することにもなります。それはCO2を削減することに、脱炭素につながるということになります。エアコンを洗浄することで菌の繁殖も抑えることもできるので、機器だけではなく我々にとっても良いこととなります。洗浄後の廃液処理も環境に配慮することが肝要と講演は締めくくっていました。
次に「カーボンニュートラルに向けた中部電力ミライズの取組と省エネ事例」を聞きました。中部電力ミライズでは脱炭素対策を
1.省エネ
エネルギー使用量を削減する為、その使い方や提案をして脱炭素を目指す→使用者への提言
2.創エネ
今ある再エネだけではなく、新たな再エネの「追加性」に取り組んでいく→供給側の責務
3.活エネ
CO2フリー電気の普及拡大に貢献する→インフラの整備
の三本柱で行っていこうという話でした。
使用者のニーズに対して中部電力ミライズのリソースがどこまで対応できるか、電力生産工程でのCO2をゼロに限りなく近づける、太陽光・風力に代表される再生可能エネルギーのさらなる拡充。カーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現の為、中部電力のように電力を供給する側だけではなく、使用する側も共に脱炭素社会を目指しましょうという講演でした。
二講演とも私たちの仕事、生活に直結する内容でした。業務に対する意識も変わるきっかけにもなったと思います。これからも様々な講演や展示会に参加させて頂き、業務に生かしていこうと思います。