防災訓練と救命講習を行いました!
5月17日ユニオンテック本社にて防災訓練を行いました。
今回は地震による火災を想定し、身の安全の確保・火災発生時の初動対応・事務所内からの避難経路をシミュレートし、建物外への避難後は部門管理者が点呼を行い防火管理者へ報告を行いました。
消防庁のホームページでは『あなたを守る次の行動』の身の安全を確保する行動として、
1.机やテーブルに身をかくす
2.非常脱出口の確保
3.あわてて外に飛び出さない としています。
防災訓練は日頃より防災意識を持ち訓練することで、災害発生時の初動対応が向上し、被害を抑えることができます。予測のできない自然災害に対しても、防災意識を持って行動していきたいです。
5月17、18、26日の3日間に分け、ユニオンテック本社4階にて救命講習を行いました。講師として岐阜南消防署柳津分署の方々にお越しいただきました。
事前に各自でeラーニング(応急手当web講習)を行い、終了テストに合格したうえで実技の救命講習を受講しました。まず私達、一般の市民の方が行える救命処置方法の流れを教えて頂きました。
1.安全確認 周囲の安全を確認し、自身の安全を確保する
2.反応(意識)の確認 肩をたたきながら大声で呼びかけ反応を確認する
3.119番通報及びAEDの手配
4.呼吸の確認 胸やおなかが上下運動しているか確認する
(岐阜市消防本部ガイドラインから抜粋)
上記反応等がない場合は胸骨圧迫と人工呼吸による心肺蘇生、AEDを使用した救命処置が必要となります。
突然、人が倒れているのに遭遇した際、パニックになる事も少なくありませんが、周りに助けを求めることから救命処置は始まるのだと改めて教えてもらいました。
そして今までは顔を近づけ、肩をたたき「大丈夫ですか」と倒れている方の反応を見ましたが、コロナウイルスに感染している可能性も考え顔を近づける代わりに額に手を当てながら肩をたたき反応を見るなど、コロナウイルス感染症の感染対策に基づいた救命方法に変わっているところも沢山ありました。
心肺蘇生については、マネキンと訓練用のAEDを使用し実際に体験しました。
胸骨圧迫は1分間に100回~120回のリズムで行うため、相当な大量が必要になり、協力者の重要性を実感しました。
AEDは実際にマネキンに電極パッドを貼り、電気ショックを流すところまで行いました。
最後に気道異物除去について、腹部突き上げ法と背部叩打法を教えていただきました。
人が倒れている状況に遭遇した際に、冷静に行動できるように定期的に振り返りたいと思います。
岐阜南消防署 柳津分署の皆様、お忙しいところ救命講習を行っていただきありがとうございました。