県立岐阜工業高校の設備システム工学科1年生29名を対象に、ダイキン工業の設備専用CAD「FILDER CeeD」を使用した実務研修を特別授業として行いました。この講習会は2007年から毎年行い、今年で17回目となります。

新型コロナウイルス感染症の影響によりリモートで実施した期間もありましたが、ダイキン工業株式会社 電子システム事業部よりCADインストラクターの方に来校して頂き対面で開催することができました。

アシスタント講師として当社からは昨年3月に当学科を卒業した2名を含む5名が参加し、2時間の講習を行いました。

講習内容としては、各自で衛生陶器をプロットし、配管を接続し、断面を貼りつけたり、写真を貼りつけたり、部分詳細図を作成したりと様々な機能を実際に操作してもらい、最後には生徒が自分たちで作成した3D配管と空調機を含めて3D表現し、配管と空調機の干渉がないかの確認を行いました。

今回の特別授業を通して地元高校への地域貢献ができ、生徒のみなさんにも当社の事や現場で使用されているソフトに触れて建築設備の仕事に興味を持っていただけたのではないかと思います。