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2022.07.05

技術

VRシミュレータで安全体感教育!

6月13日~7月4日の約1か月間にわたり、ユニオンテック本社1階ロビーに3軸VRシミュレータを設置しました。

 3軸VRシミュレータとは、VR(Virtual Reality)を使って危険を疑似体験する装置です。映像を見るヘッドマウントディスプレイと、体で揺れを感じるモーションプレート、手で操作をするコントローラで構成されています。モーションプレートの上で、ゴーグルタイプのディスプレイを頭に装着し、「衝突」「墜落」「感電」などの9つのコンテンツから体験したいものをコントローラで選び、仮想空間の中でそれぞれの作業をします。すると、梯子から墜落したり、グラインダーで感電したり、火災に遭遇する疑似体験ができます。それに合わせてモーションプレートが揺れ、本当に墜落したかの様な感覚が体感できます。その後、危険ポイントを自分で探し、何が原因で事故が起きたか学ぶことができます。

 昨年、デジタル庁も設置されDXが騒がれるこの世の中、弊社としても、このDXブームに遅れをとらないよう、昨年12月東京で開催されました「建設DX展」に参加し、数ある展示ブースの中から明電システムソリューション㈱様のVRシミュレータに目を付け、自ら体験し全国安全週間の準備月間にあわせて本社に設置しました。

 反響は大きく、メディアにも紹介していただきました。岐阜新聞や中部版建通新聞、岐阜放送でも地域のニュースとして取り上げて頂き、新聞等の報道を見て多くの方が来社し、実際に体験することができない危険の疑似体験を実感していただきました。

現場経験の浅い若年層にはこのVRシミュレーションで危険行動を体感していただき、自分たちがこれから行う現場等で危険行動防止につながる良い訓練となりました。また熟年層には、危険を疑似体験してもらい、慣れ作業は危険というもの再認識していただきました。

今回の経験は現場で作業を行う時や、安全に対する意識を再度見直すきっかけになったと思います。社員含め現場の方はもちろん、これからも大きな事故等が無いよう努めていきたいです。そして建設DXの活動にも進んで取り組んでいきたいと思います。