ダイキン研修に行きました!Vol.4
12月12日~15日の4日間、ダイキン名古屋研修所で行われた空調電気基礎の研修へ2名の社員が参加しました。
研修では、電気を扱う上での安全や基礎知識について学び実際に配線する実習も行いました。
基礎知識
電気は主に下記の4つに分類され、日常生活を送る上で多くの場所で使われています。
1、光 白熱灯 蛍光灯 LEDなど
2、熱 ヒーターなど熱を発する物
3、力 回転する力 物を動かす力 (発電機など)
4、信号 情報伝達は電気により行われる
安全知識
安全の為、一般家庭に供給される電圧は600V以下と決まっており、ほとんどの機器はこの電気を使い運転をしています。
600V以下でも正しく使わないと事故に繋がる危険性があり、たとえば事故のひとつである「感電」という言葉は耳にしたことがあると思います。
感電とは、 人体に電流が通電する事を感電と言い、人体に生理学的な影響を与える電流を電撃として区分しています。
一言に感電といっても、電流の『大きさ』『時間』『経路(人体の部位)』によって危険度(影響)は大きく変わってきます。
このように、電気は扱い方によって生活を豊かにする一方で扱いを間違えばとても危険なものです。
実習
シーケンス制御を用いて配線を繋ぐ実習をしました。
シーケンス制御とはあらかじめ定められた動きを制御し動いてくれる方法です。
故障個所を見つける実習も行いました。沢山ある回路の中から故障箇所を見つけるという課題でした。回路1箇所ずつ正常に動いているか確認していき動きが悪い箇所の回り電圧を計ったり、導通があるかを調べたりと実習していきました。怪しい箇所を見つけてから故障の根拠を持つまでに沢山調べたり、考えたりと時間がかかりましたがとても電気対する知識が向上できたと実感できる実習でした。
最後に
最後にカタログの見方について学びました。
電源の仕様、運転電流、消費電力、プラグの形状、力率など見方を学び、日々の業務に繋がってくることが多くあるので活かしていきたいと思いました。
4日間の研修を通して、電気は業務であまり触れていない項目でしたが基礎から学ぶことができました。なにも気にすることなく使っている物の多くに電気は使われていることに気づき、改めて電気は便利なものだなと思いました。しかし、使い方や扱いを間違えると事故に繋がってしまうので電気に対する知識を今後もっと深めていきたいと思いました。