特殊設備型施設
確かな実績と技術力で
より高度な施工プランを実現
重要な文化財を保管した施設や、複雑な構造により設備の制限が多い建築物など。通常の施工プランでは対応が難しい建築物でも、ユニオンテックの技術のすべてをもってお応えします。
私たちユニオンテックは、1948年の創業時より70年以上もの間、快適な空間づくりや建設・設備の“最善”を追求してきました。
その実績と技術力を活かし、より高度な施工にも対応。進化し続ける設備やシステムへの順応と研究に努めています。
恒温恒湿システム
加湿器に通した空気を冷却器兼除湿器、加熱器と経由することで、温度と湿度を調節。循環させることで、どちらも常に一定の数値を保ちます。
春夏秋冬で温度・湿度が変わりやすい日本では非常に難しいとされるシステムですが、これにより製品の試験、重要文化財の保管などが安全に行えます。また、人が過ごす空間に影響を与えることもありません。
クリーンルーム設備
超高性能のHEPAフィルターを通して、空気中の微粒子を取り除きます。微細なガラス繊維のフィルターにより、マイクロメートル単位の捕集が可能に。清浄になった空気を循環させ続けることで、空間全体を清潔で不純物のない状態に保つシステムです。
用途に合わせて清浄度クラスを設定可能ですが、その性能の高さから、主に精密機械工場や手術室、医療品や食品の加工設備などに導入されています。
不活性ガス 消火設備
不活性ガス(ハロン・窒素・二酸化炭素)の噴射によって消火を行います。水や消火剤の噴射が好ましくない重要文化財、精密機器などが保管されている施設に導入されています。
不活性ガス中毒等の被害を防ぐため、人の避難が完了したことを確認した時点で作動させます。鎮火後は空気換気を行い、正常な酸素量になった状態で入室が可能になります。人への安全性に配慮しているほか、鎮火後の被害が少ないことも特徴のひとつです。
災害時用発電システム
異常気象や災害に備え、非常時にも安全な電源供給が可能になるシステムです。停電時はバッテリー運転へ切り替わり、一部の電源が使用可能になります。
不特定多数の利用により高い安全性が求められる、学校、老健施設。または、災害時の避難場所に使われる学校・公共施設、停電も許されないコンピューターセンター、通信設備、医療施設など、様々な電気設備の予備電源として導入されています。