5-6年目社員座談会
座談会メンバー
ユニオンテックを支える、入社5-6年目の先輩社員たち。
前線で活躍する彼らの働き方とは?
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工務部
K.T
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テクニカル
ソリューション部I.H
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工務部
O.M
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テクニカル
ソリューション部S.T
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工務部
K.A
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工務部
W.K
入社のきっかけは何でしたか?
上司や先輩、働く環境が良さそう
だったのが決め手でした。
K.T
決め手は、面接を担当してくださった方の対応というか、雰囲気がすごく良かったことですね。
もともと自分の父が建設業に携わっていたので、建物の設備なども少し馴染みのある業界だったんです。それで、就活のときマイナビでユニオンテックを見つけて、面接を決めました。一緒に働く上司や先輩がどんな人かというのはすごく大事だと思うので、面接のときの印象も良かったし、最初に内定を頂けたということもあって(笑) いい縁だからと入社することにしました。
I.H
面接のときはすごく緊張してたから、担当してくれた人の印象なんて覚えてないなあ(笑)
でも、僕も同じく父が建築の仕事をしていたので、業界については少し身近に感じていました。ただ、自分の進路として「建物を建てる、という方向は少し違うかな?」と思っていて。高校の先生がユニオンテックを勧めてくれたことで、面接を受けようと思いました。地域に根差していてしっかりした企業だということもあり、入社を決めました。
S.T
僕も、学校の先生にユニオンテックを勧められました。工業とか建築とか、設備系のことを学んでいたので、「業界や地元では有名な企業だし、いいと思うよ」と言ってもらえて。内定をもらえて、嬉しかったし、すごく安心した記憶があります。
O.M
僕は、大学で建築の勉強をしていたので、やっぱり就職先は建設業界で探していました。ユニオンテックを知ったのはマイナビでした。地元の企業に絞って探していたので、いいところがあったなと思って。大学で学んだジャンルとは少し違う仕事ですが、身に付けた知識が活きる場面もあります。
K.A
僕も、ユニオンテックを知ったきっかけは就活サイトでした。経営学科で情報処理について学んでいたので、いろんな業界で就職先を探していました。その中で、「雰囲気がよさそうな会社だな」と思って、面接を受けました。実際、面接を担当された方の対応が柔らかくて、親しみのある感じで。働く環境については重要視していたので、それが入社の決め手になりました。
W.K
人間関係とか雰囲気とか、やっぱり大切ですよね。僕は入社前に社内見学をしたことがあるんですけど、そのときから社員さん同士のやりとりが穏やかな印象があったので、「いい会社だな」と思って入社を決めました。学校の先生も賛成してくれたので、それも後押しになった感じですね。
現在はどんなお仕事を
されていますか?
現場を動かしたり、
お客様の困りごとを解決したりします。
K.T
工務は主に現場に出て、空調や給排水の設備をどう付けるか、計画を立てていく仕事です。図面を書いて、先方に確認していただいて、職人さんの方に指示を出してといった感じですね。現場によって細かい部分は違ってきますが、基本的にはお客様のご依頼を受けて、それに合わせた施工プランを汲んでいく、という形です。
O.M
一年目は上司や先輩の方、職人さんと一緒に回りながら、仕事を覚えていきます。最初は簡単な作業をしながらなので、基礎をじっくり確実に覚えていけると思いますよ。図面を見たり書いたり、詳しく理解できるようになってくるのは二年目からかな?
K.A
そうですね。少しずつ、一人で現場を見られるようになっていきます。そこまでできたら一人前ですね。
W.K
本当、教育は個人のペースに合わせてしっかりやってもらえるので…個人差はありますが、二、三年くらいから少しずつ一人前になっていくイメージです。意識が変わっていくというか、責任感が出てくるというか。「この期間までに自分たちでこれを完了させる」というプランに合わせてどう動くか、自分で考えられるようになってきます。他の業者さんとのスケジューリングがあるので、考えることが増えてくるんです。
I.H
工務はどちらかというと現場全体を動かす感覚が強いですが、テクニカルソリューションはエンジニアとして点検したり、部品を交換したり、ということも行います。お客様から機器の不調のご相談を受けたら、現場に行って不調の原因を探します。
S.T
定期的なメンテナンスや、パーツの交換も同じイメージですね。あとは、細々した書類の用意や作成もあります。なので、工務も同じだと思いますが、ふだんは社内業務よりもお客様のところを回っていることのほうが多いです。
どんなときに
お仕事のやりがいを感じますか?
自分が携わったものが、
目に見える形で残り続けるということ。
W.K
やっぱり一番は、自分が携わった建造物を見たときですよね。当たり前のことと思われるかもしれませんが、設備が正常に稼働していると誇らしくなります。成果が目に見えるものなので、周りに「自分が関わった建物だよ」と説明したり(笑)
O.M
そうですよね!現場の近くを通ったとき、一緒にいる人に「この建物、自分が関わってるんだよね」って話します。ずいぶん前に携わった案件でも、最近のことみたいに思い返したりすることがあります。
K.A
建物って、長く残るんですよね。だから、目に入るたびに「あのときこうだったな」「あんなことがあったっけ」と思い出したり。近所の建物だと特にそういう機会が多いですよね。思い出すのは、大変だったことがほとんどなんですけど(笑) やっぱり「やってよかったな」と思います。
S.T
そういう達成感がやっぱりいいんですよね。
僕らテクニカルソリューションは修理が中心なので、まずは「なぜ不調なのか」を調べてから、作業に入ります。それも完全に特定できないこともあるから、作業中は「これできちんと直るか」「こうしてみるとどうだろうか」という試行錯誤の繰り返しです。
たいていは次の現場に行く時間があるので、段取りよく進めて素早く解決できたときは、「やった!」という達成感があります。
I.H
修理って、まず「どんな状況か知る」というところからスタートするするので、不安が多いんですよね。見当違いな対処をしてしまうと、もっと悪化してしまうこともある。最初のうちは先輩に聞いて、判断を仰ぎながら作業をしていました。
今は自分で工夫しながら対処していくので、上手くいったときはやっぱりホッとしますね。
K.T
自分の成長を感じられると、やっぱり嬉しくなりますよね。図面が理解できるようになったり、考え通りに現場が動かせるようになったり。「これ、去年までの自分じゃできなかったな」って思うこともあります。自分のレベルアップが明確にわかるところが、仕事のやりがいに繋がると思いますね。
僕は工務なので、そうして何もなかったところに建物ができるところを見ると、「やってよかったな」と思います。
今までで一番印象に残っている
事は何ですか?
苦労した結果上手くできたことは、
やっぱり印象に残ります。
K.T
学校の新築校舎に、室外機の移設をしたことですね。夏休みの約一ヶ月間に終わらせなきゃいけないので、遅れが出ないようにミスにはすごく気遣いました。学校って教室数が多いので、室外機の数も多いんですよね。暑い中、物を移動させるだけでもすごく大変でした(笑)
I.H
僕は仕事というか、トラブルが起こった際、上司や先輩の方にフォローしてもらったことが一番印象に残っています。三、四年目のときだったと思います。迷惑をかけてしまって申し訳なかったのですが、皆さんのおかげで本当に助かりました。
O.M
大きな工場で、空調設備の入れ替えをしたことがあるんですけど、一番と言われるとそれかなと思います。大きいクレーンが動くような規模なので、毎週綿密に打ち合わせをして。自分の段取りや手配で動いた大きな案件なので、やっぱり印象に残っています。
S.T
僕は逆に一番って難しいですね…。全部でしょうか(笑) 地図を見るたびに、それぞれの設備でどんなことをしたのか、ついつい思い出しちゃいます。複雑な設備だったなとか、このときは大変だったなとか、これは上手くいったんだよなとか。
K.A
苦労した結果上手くできたことは、やっぱり印象に残ってますね。僕は、図面を書くのにすごく苦労した案件があって、それが印象に残っています。
今まで行っていたような案件だと一週間もあれば図面が書けたんですが、他の設備との兼ね合いがあったことで、そこはすごく難しくて。試行錯誤しながら一ヶ月かけて書き上げたことがありました。苦労したけど、そのぶんやっぱり楽しさはあったし、上手くいった瞬間の達成感は倍以上でした。
W.K
僕は、初めて役所の現場に携わったときですね。現場では、施工の記録や報告用の写真を撮るんですけど、最初のころだったので決まりやルールみたいなものが何もわからなくて。専門知識や技術とはまた違った内容なので、どう教わればいいかわからなくて、頭を悩ませたことがあります。
現場ではいろんなことを考える必要がある、ということを強く実感したので、印象に残っています。
自分が成長したと感じるのは
どんなときですか?
基礎をしっかり学ぶ分、
一人でやり遂げたときに成長を実感。
I.H
最初は先輩と一緒でしたが、二年目からは一人で現場を回ることも増えました。自分で現場に行って、見積もりを出したり、点検をしたり、修理、完了までできたとき、「ようやくスタートラインに立てたのかな」と感じました。
S.T
最初に先輩について基礎をしっかりやる分、そこから卒業した瞬間は成長を実感しやすいです。先輩に聞かなきゃわからなかったことが「あ、このエラーコードはこういう意味だな」「じゃあこういう対処をします」と素早く自分だけで対応できるようになるとか。それだけではなく、次に何をすればいいか、どこを点検すればいいかの判断ができるとか。
O.M
一人でできることが増えると、やっぱり成長を実感しますよね。最初は本当に、「周りの人が何を話しているのかわからない…」という状態なんですけど、単語や内容の意味がわかるようになってきたり、何を返答するべきかわかるようになったり。
一人でお客様や職人さんと話せるようになっただけではなく、イレギュラーな対応までできるようになったので、成長したなと思います。
K.T
そう、本当に最初のころって何もわからないんですよね。図面を見ても、「自分が立っている場所はどこだ?」みたいな(笑)
それが「今、自分はここに立っていて、あそこで進んでいるのがこれで…」となった瞬間に、仕事がどんどん面白くなってくると思います。
W.K
コミュニケーションの場で成長を実感しやすいというのもよくわかります。職人さんへ指示を出したり、それが自分の想定通りに上手く伝わったり。一対一できちんとしたやりとりができるようになることは、成長ポイントのひとつですね。
どんな人がユニオンテックに
向いていると思いますか?
K.T
いろんな方と話す機会が多いので、コミュニケーション能力は大切かなと思います。もちろん、最初からペラペラ話せるとか、そういうことではないです。どちらかというと、「伝達力」のような。相手の話を頭できちんと理解した上で、自分が伝えたいことをちゃんと言葉にすることです。
図面を見たりということも大切ですが、お客様の気持ちを汲み取る力かなと思います。
O.M
確かに、コミュニケーションをとる機会は多いですね。自分の意思をきちんと伝えることで、現場がスムーズに進んでいきます。知識や技術は後から付いてくるものなので、まずは素直に他人の話を聞いて、自分の気持ちを伝えることだと思います。
S.T
コミュニケーションをとることで、意外といろんなことが解決するんですよね。言い方は少し乱暴かもしれませんが、「どうにかなる」というか(笑)
一人で悩まずに、上司や先輩を頼ったほうがあっさり解決したり、「あ、質問してもいいんだな」と自分も安心できたり。わからないことをちゃんと「わからない」と言えるといいと思います。
I.H
技術的なところで言えば、テクニカルソリューションでは、細かい作業が好きだったり、手先が器用な人だと向いているかなと思います。重いものを持つこともあるので、力が必要になる時もあるかな。
K.A
そうですね。知識、技術があればもちろん活かせます。それをどう段取りしていくか、自分に何ができるのか、考えて動く力も大切なので、そういったシミュレーション能力が身に付いていると、もっとやりがいを感じられると思います。
W.K
一番は、そうやって考えることですよね。相手が何を求めているか考える、どんな気配りが必要か考える、どうすれば上手くいくか考える…。思いやりを持って相手に接することができれば、業界の知識がなくてもどんどん成長していける環境です。